来場者4千人で賑わう
      あいち平和のための戦争展(2001.8.15-19)
  若者にも分かる展示目指す

 今年で十回目を迎えた戦争展は、さる8月15日ー19日、県中小企業センターで開催され、初めての溥儀皇室特別展で注目された昨年を下回ったものの、例年並の延べ4千人の来場者で賑わいました。
 わが日ユ協会愛知県連は「今に残る戦後処理ー抑留・千島・平和条約」をテーマに、戦争展全体の目標の一つである「参加者に平和実現への展望を示す」ことを心がけて展示を試みました。展示物の解説者として連日、仲野副会長、渡辺常任理事、山田理事長らが奮闘してくださいました。
 今年は、わが協会の会員で、他団体の方との墓参にも参加された沼野氏のご協力を得て、同氏所属のイヴァノフカ村の日露共同墓碑(愛知版今年5月号で岐阜の横山氏が経緯を紹介)や、ウラジヴォストークでの墓参などの写真集と沿海地方の抑留死亡者名簿(ロシア語版=一部沼野氏の訳付き)などを新たに加えて「墓参活動で相互理解が前進」のコーナーに展示しました。
 また、大書の「抑留関係重要事項略年表」の展示を止め、代わりに抑留問題を
1、シベリア抑留とは
2、抑留は国際法に反する不法行為
3、なぜ不法な「抑留」が起きたのか
4、抑留された人々のその後
の4項目に分けて解説するなど、若い人にもわかりやすい展示を目指して工夫してみました。

(小出)

 

遺骨収集アルバム好評
戦争展に参加して  渡辺藤一(理事)
                               
「抑留とは何か」、「抑留はいかに行われたか」、「抑留された人々は?亡くなった方々は?」をテーマに、平和のための戦争展に参加しました。
 戦争展は8月15日を期して毎年行われていますが、今年は例年より少なかったようです。
 お客さんの反応が最も高かったのは、大本営の朝枝参謀の「捕虜の労働力提供」の提案とその容認でした。中には「ソ連になめられとるからいかん。軍隊を使って攻めていくべきだ」などという物騒な意見も飛び出しました。
 遺骨収集のアルバムが好評で、多くの方が手にとってご覧になっていました。手に取って見られるものが好まれたようです。
 五百枚あった参加者用資料が百枚ほど余りましたので、お客さんは約四百名と見ました。