名古屋市の「芸術特賞」を松岡伶子さんが受賞

        芸術 文化振興に大きな功績

 日本ユーラシア協会愛知県遵の理事で、松岡伶子バレエ団を主宰する松岡伶子さんが、平成十三年度の名古屋市芸術 貰を受賞されました。
 名古屋市は、平成十三年十二月二十一日、名古屋市芸術賞の4個人と1団体を発表しましたが、長年にわたり優れた芸術創 作活動を展開し、市の芸術文化振興に大きな功績のあった「芸術特賞」には、舞踏(バレエ)の松岡伶子さんが輝きました。
 松岡さんは、高校卒業と同時に東京の谷桃子バレエ団に入り、全国を公演しました。一九五四年に名古屋にバレエ研究所を 開設し、五九年にバレエ団に発展させました。
 主宰するバレエ団で多くの古典作品に出演し、七七年の現役引退後は、後進の指導と創作に専念し、八三にストラビンス キー作曲による「火の鳥」の振り付けで名古屋演劇ペンクラブ賞を受け、八八年には山本茂美原作の「ああ野麦峠」を振り付けています。
 七九年の国際児童年にモスクワ、イルクーツク、ハバロフスクで公演、八一年の南京市・名古屋市姉妹都市一周年記念に は、中国の南京などで公演するなど、旧ソ連や中国などでの公演で好評を得ています。

 周りからの
   協力に感謝

 「芸術特賞」の受賞について松岡さんは「一生懸命にやってきた事が認められて嬉しい。ここまでやってこられたの は周りからの協力が大きかった。周りのいい人たちに恵まれた」と感謝の言葉を述べ、将来への希望として「戦後の日本のバレエは何も無い所からやってきた。 これだけ文化が発達してきたのだから、これからはバレエの人たちが一人の芸術家として生活が保障され、安心して踊れる場が欲しい。そのためには国や県、市 立のバレエ団か、バレエ学校が欲しい」と語っていました。授賞式は二月四日、市内のホテルで行われます。(中森)