第14回ロシア人墓地慰霊祭  2004.4.4

雨の中、粛々と献花、献歌
       平和と友好親善へ祈り捧げる

 日露戦争開戦百周年と墓地周辺整備竣工記念を兼ねた第十四回ロシア人墓地慰霊集が四月四日(日)午後、名古屋市千種区の平和公園内旧陸軍墓地で行われました。生憎の雨にもかかわらず、五十名近い人が参列、濡れそぼる満開の桜の下で、百年前、異国の地で果てた十五名の兵士の御霊に祈りを捧げました。

 慰霊祭は、丹辺県連副会長の挨拶に始まり、続いて、大阪から駆けつけた在大阪ロシア連邦総領事館のセルゲイ・ロバーノフ参事官が挨拶に立ち、「このような立派な慰霊祭を開いていただいたことに感謝しております。改めて平和の貴さと日露両国の友好親善の大切さを痛感しました。これからもお互いに手を携えて平和と友好交流のため頑張りましょう」と述べられました。また、日露協会の梅山副会長も来賓として挨拶を行いました。

 この後、名古屋ハリストス正教会のみなさんの聖歌をバックに、松島神父によるパニヒーダ(追悼の祈祷)が厳かに行われました。晴れていれば、桜の花びらが舞うところ、雨が死者の涙を思わせて式の厳粛な雰囲気を一層かもしだしていました。

 パニヒーダに続き、参列者全員によって十五名のロシア人兵士の墓標に献花が行われ、さらに合唱団「ミール」が、浜島康弘さんの指揮、入江文子さんのアコーデオン伴奏でロシア歌曲「ロシアー私の故郷」と日本唱歌「故郷」をロシア語と日本語で歌い、死者の霊を慰めました。(か)