平和公園のロシア人墓地
お墓の周りに柵を新設
 ロシア政府が工費を全額負担
       
 口シア政府は、名古屋市千種区の平和公園にあるロシア人兵士の墓地を改修することになり、日ユ協会愛知県連の協力でこのほど工事が始まりました。2月中に完成の予定です。今年は、くしくも日露戦争開戦百周年にあたるため、愛知県連では、改修の披露も兼ねて、4月4日に第14回ロシア人墓地慰霊祭を行う予定です。

 昨年の第13回慰霊祭の後、在大阪ロシア連邦総領事館から愛知県連に、墓石の回りに柵を設置したいという申し出がありました。

 愛知県連では、土地の所有者の国(東海財務局)と公園を管理している名古屋市公園緑地課、それに工事を請け負った業者をまじえて協議を続けていましたが、2月始めに国から工事の許可がおりました。

 柵は、15基のお墓の四隅に、高さ約90センチの御影石の支柱を立て、鉄製のチェーンでつなぐもので、工費は約61万円。全額をロシア政府が負担します。

 第十四回慰霊祭は、名古屋ハリストス正教会と共同で、4月4日(日)午後二時から現地で行われます。

 この墓地には、日露戦争で捕虜となり、名古屋で収容中亡くなった15名の兵士が眠っています。戦後の都市計画で、元の陸軍墓地(東区新出来町)から移転された後、忘れられていましたが、1991年に愛知県連会員が再発見し、慰霊祭が始まりました。

 特に今年は、日露戦争開戦百周年にあたるため、愛知県連では、平和の尊さを再確認し、日露両国民のさらなる友好親善を願う慰霊祭にするため、多数の会員の参列を呼びかけています。