新「愛知民主会館をつくる会」
        総会開き運動スタート
  建設資金は全額個人募金で

 九月十八日午後二時から、新「愛知民主会館をつくる会」総会がYWCAホールで開かれました。建設を呼びかけた「呼びかけ人」や準備委員、平和委員会、日ユ協会、原水協、名青合唱団の方々、個人や組織代表のみなさんら五十名以上が参加し「経過報告や連動の進め方」「申し合わせ」「役員」などを討議し、確認しました。

 総会には、呼びかけ人三十一名のうち十三名が参加、呼びかけ人を代表して井上利雄さん (平和委員会理事長) が「いよいよ建設に向けて運動を開始する運びとなりました。私も頑張ります。みなさんも一丸となって、何としても建設するんだという意志を結集させてください」と挨拶されました。

老朽会館への思いのたけを
荒川次郎さんらが語る

 総会に先立って参加者から「それぞれの民主会館への思い」などを語る時間があり、七名が発言されました。中でも荒川次郎さん(九十歳、一九六二年当時の産別会議常任書記)は、現在の民主会館の生い立ちについて「当時の産別会議が解散する時に、統一した民衆のセンターとして残す必要があることを討議し、今の会館を建てました。今度、新しく会館を造るという案内をもらって、非常に嬉しい。私も建設運動にぜひ参加させてもらいます」と、感慨深く語られたのが印象的でした。

 日ユ協会愛知県連の丹辺文彦副会長は「七二年からロシア語講座を受持ち、今日まで続けてきた会館に愛着があります。世界初の宇宙飛行士ユーリー・ガガーリンを熱狂的に歓迎したのを覚えています。また、チェルノブイリ原発事故で義援金集めに取り組んだ思い出があります」など、会館が平和と友好に寄与してきたことを語られました。

 フルート奏者の松坂仁さんは「後世に残すなら、せめて八階建てぐらいにしたいものです。今回は無理でも、将来増設できるような計画が必要ではないでしょうか」と希望を述べられました。

 また、長い間、平和委員会の事務局長として愛知民主会館におられた森賢一さんは「今はオンポロの建物ですが、昔は粋な建物でした。ベトナム反戦など、若い頃、夢中で愛知の平和運動を繰り広げたことを思い出します。若者たちに使い易い会館を残していきたい」と語られました。

 この他、原水協の沢田昭二さん、堀一さん、県学連の岡坂さんや平和ゼ、ミの卒業生のみなさんが、新会館への夢と期待をこもごも語られ、大いにロマンをかきたてられた時間となりました。

 議事では、伊豆原直さん(愛労連副議長)が、これまでの「経過報告」と規約に変わる「申し合わせ」を提案し、これを全体で確認した後「つくる会の役員」を選出しました。会を代表する代表幹事には井上利雄、沢田昭二、見崎徳弘、安原勝彦の四氏が選出されました。

 基本方針の「運動の進め方」では、運動の基本とした(1)建設資金一億五千万円を個人募金を基本として広範な方々に広げる。(2)新たな借金はつくらず、全額募金とし、資金の六〇%を集めた段階で建設に着手する。(3)「つくる会」のニュースを発行し、進捗状況を伝える。(4)二〇〇四年秋に着工、〇五年春を目標に「今年冬のボーナス期と来年夏のボーナス期」で六〇%以上を目棲に募金運動を取り組む−などとなっています。

 総会では、この基本方針を、参加者の総意として決定しました。 (伊豆原)