第四回ユーラシアフェスティ バル
                                  参加者はざっと200人

 初めての外部開催となった「第4回ユーラシアフェスティバル(ロシア編)」が三月三十一日(日)、名古屋市千種 区の「めいきん生協生活文化会館」で盛大に開かれました。例年より早い桜前線の北上で会館前の山崎川の桜も満開。好天に恵まれて参加者の出足も好調で、 ざっと二百人が集い、初めての外部開催は大成功でした。

 午前十時半の一般開場に先立って行われた新入会員歓迎会では、新入会員二十一人のうち四人が参加、稲子会長から 歓迎の挨拶を受けたあと、自己紹介を行い、盛大な拍手で迎え入れられました。
 今回は初めての外部開催とあって、名古屋国際センター、めいきん生協などの後援を得て、対外的なPR活動にも積極的に 取り組んだせいか、参加者の出足も好調で、ロシア人の参加者は名古屋在住の人だけではなく、安城や岩倉、遠くは岐阜県大垣市からも参加し、総勢十七人に上 りました。
 また、名古屋テレビが取材に訪れ、午後五時半のニュースでバザールやビストロ(食堂)の模様が放映されました。
 ロシア人と日本人が共同で作る初めての企画「本音で語ろう−ロシア・日本、ここがスキ、ここがキライ−」では、ロシア 側から山崎タチアーナさん、増田エレーナさん (長久手町在住)が発言、日本側は常任理事の田口龍司さんが発言しました。
 会場からの発言では、北方領土に関するロシア人の考え方を聞くというものもありました。また、タチアーナさんの「日本 の会社の朝礼に関する発言に対して、ロシア人から反論が出るなどロシア人の発言が続出、議論が大いに盛り上がって予定の時間も超過するはどでした。
  

 フルート演奏では、名古屋大学医学部で研究中のスベトラーナ・クリーモヴァさんが「赤いサラファン」や 「グ リーン・スリーブス」など六曲を独奏、次いで松坂仁さんと二人でチャイコフスキーの 「古いフランスの歌」を演奏した後、松坂さんが「フルートのためのサ ロン風エチュード」より「エレジー」「おしゃべり」を演じ、盛大な拍手を受けました。

 
 合唱団「ミール」(指揮・浜島康弘さん、アコーデオン伴奏・入江文子さん)も、日頃の練習の成果を聞いてくださいと、 「行商人」「トロイカ」「ロシア・私の故郷」「ステンカ・ラージン」と日本の「故郷」をロシア語で歌って拍手喝采でした。
 今回の福引抽選会は「大黒屋光太夫おろしあの旅」と題して、光太夫一行が伊勢・白子を出てからイルクーツク、ペテルブ ルクを経て根室にたどり着くまでの足跡をたどり、ロシアレストランの食事券、図書券、ロシアの民芸品、ロシア民謡のCDなどが当たる楽しいものでした。 (中森)

〔ビストロ・ユーラシアの現場から〕
 開場の十時半直後に、早くもお客さんが訪れました。それから昼過ぎまで、次から次へと注文が殺到し、侍っている人の行 列もできるはどでしたが、厨房が広いおかげで作業がスムースに運び、みんな黙々とそれぞれの分担をこなしました。
 客室は、見事にウエイトレスに変身した稲子宣子さんにお任せしましたが、厨房のスタッフ以上に頑張ってくれました。
 今回は、参加人員二百人を目標にしたため、何食用意したらよいか、大変悩みました。とりあえず、百食分用意しました が、果して全部売れるのかどうか心配しました。その心配も杞憂に終わり、昼過ぎには完売して、食べ損ねた人からは不満の声も出たと聞きました。
 仕込みは前日の夜に行いました。熱年と若い娘さんたちの混成スタッフで、作業中もいろいろ身の上話や近況を語り合いな がら時間の経つのも忘れ、夜九時半までかかって準備しました。
 頑張った甲斐があって、ボルシチやピロシキを食べ慣れてるロシア婦人の「オーチン フクースナ」という言葉が心にし み、苦労も吹き飛びました。

〔チャ−イナヤ・ユーラシアの現場から〕
 世の中はお花見の真っ最中。どれほどの人が紅茶を飲んでくださるのか、見当がつかないというプレッシャーの中の開店で した。しかも、開場準備が遅れた事情もあり、開店準備も整わないうちの来客にとまどいました。
 今年は、チャーイナヤもキッチンもゆとりあるスペースで、お客さんにもゆっくり寛いでいただき、私たちスタッフも働き やすかったと思います。
 文化コーナ・開催中はお休みの予定でしたが、断りきれないお客さんが続くという嬉しい悩みもありました。
 「フクースナ ノ マーラ(美味しいけれど少ない)と言われて、「ロシア」が今回のテーマであれば、紅茶はもっと「な みなみ」あった方がよかったかと思います。
 お洒を売れば飲む人もいるわけで、問題が起きないとは限りません。一考を要します。ともあれ、ここも完売でした。有り 難うございました。    (中村)