第46回日ユ協会愛知県連総会
                                     事業の成功で赤字克服へ

 日本ユーラシア協会愛知県連合会の第四十六回総会が六月二日(日)、名古屋市中村区の愛知県中小企業センターで 開かれ、三十五名が出席しました。総会では、ニ〇〇ニ年度の活動方針と予算、新会館建設の提案と協力の訴えの三議案と特別決議「平和・人権と友好運動を奪 う有事法制反対の決議」を満場一致で決議しました。

 また、体調不良のため理事長を辞任された山田ことぢさんに代わって、常任理事の小出紀代司さんが理事長代行に、同伊豆原直さんが 新たに副理事長に選出されました。

 総会では、体調を崩された稲子会長に代わって丹辺副会長が開会挨拶に立ち、「県連総会も四十六回を数
え、この間、幾多の成功を喜び、幾多の困難を乗り越えてきた。今日、ロシア語講座は大学を除いて県下唯一の存在として頑 張り、ユーラシアフェスティバルなど新たな成功を収めている。反面、若い会員の獲得や財政問題など困難も抱えている。今総会での議論が新たな発展の第一歩 となることを願う」と激励されました。十九の団体、個人からの祝電、メッセージの紹介に続き、二十年継続会員表彰に移り、今年は本田京子、鶴口たまの両氏 と東海テレビが該当し、代表して東海テレビに感謝状が贈られました。
 その後議事に入り、前年度活動の総括報告が虻川事務局長より、決算報告が多田副理事長よりあり、また、
ロシア語一五〇期記念行事について初瀬委員長、ユーラシアフェスティバルにつて中村常任理事、広報活動について中森委員 長、岡崎支部の活動について天野副支部長が報告に立ちました。
 休憩を挟んで、新年度方針について審議しました。
 一号議案の活動方針は、山田理事長から提案され、「若い人のグループ(青年部)」を作ることや機関紙で「会員の思いを 披露するコーナーの設置」など、今後理事会で議論を深めていくことになりました。
 二号議案の予算案は、多田副理事長から提案され、約五十万円の赤字予算を当初から組まざるを得ない事態となったが、会 員の増加、特別会員の増加の推進の努力に加え、活動方針で提起された「キリル・ロディン演奏会」を成功させることを中心に事業活動の頑張りで乗り切ろうと 切実に訴えられました。
 三号議案の「新会館建設の提案と協力の訴え」が佐々木常任理事からあり、五年前、三団体が苦労して守った現会館の所有 権をどのように生かしていくかについて三団体で構成する会館基金委員会で鋭意検討してきた結果、今回の提案にたどりついた。これまでに呼びかけ団体として 平和委員会、年金者組合、県学連、青年合唱団の四団体が機関承認を得て参加を表明している。平和、国際友好、文化各分野の活動の新しい拠点を名古屋の中心 地に作る構想にご理解とご協力をと訴えられました。
 質疑討論の中での注文、提案を含め、三議案とも全員の賛成で確認し合いました。
 最後に新年度役員として稲子会長はじめ四人の副会長の再任と新たに若い二名が加わった五十九名の理事を選出しました。
 今年の総会は、閉会のあいさつで表明された仲野副会長の「総会の形式も時代背景を踏まえて変えていくべき」との提案に もみられるように、新旧の役員から期せずして、これまでの伝統的な運営を発展的に改革することを望む声が表明された総会となりました。 (小出)